奄美とベトナムの文化満喫 アオザイ、ファッションショーも
鹿児島県奄美市笠利町の県奄美パークで11日に開幕した「ベトナムin奄美フェア」(奄美名瀬ライオンズクラブ主催)は18日、同パーク屋内ステージでベトナムの民族衣装であるアオザイのファッションショーや島唄などが繰り広げられた。会場ではベトナム料理や雑貨などの販売もあり、来場者は奄美とベトナム双方の文化を満喫した。 同フェアは日越外交樹立50周年と奄美群島日本復帰70周年の記念事業。 ステージでは、県立奄美高校家政科の生徒による手作りドレスやアオザイのファッションショーが繰り広げられたほか、同校郷土芸能部が島唄・踊りを披露した。「ちびっこじゃんけん大会」も盛況だった。 じゃんけん大会でステージに上がり、会場を盛り上げていたベトナム人のグエン・バン・ダットさん(24)は「私は奄美も、ベトナムも大好き。フェアを通してベトナムの素晴らしい文化や食事を、島のみなさんにたくさん紹介し、知ってもらえたことがとてもうれしい」と笑顔で話した。