スプリング・ジャパン、成田-寧波デイリー継続 夏ダイヤ
日本航空(JAL/JL、9201)傘下のLCC、スプリング・ジャパン(旧春秋航空日本、SJO/IJ)は、成田-寧波線の夏ダイヤの航空券を2月20日午後3時から販売する。冬ダイヤと同様、週7往復(1日1往復)のデイリー運航となる。 【写真】スプリング・ジャパンが運航するヤマトのA321貨物機 対象搭乗期間は夏ダイヤ初日の3月31日から10月15日までで、16日から夏ダイヤ最終日26日までは調整中。運航スケジュールは、寧波行きIJ101便が成田を午後2時45分に出発し、午後5時15分に着く。成田行きIJ102便は午後6時15分に寧波を出発して、午後10時20分に到着する。機材はボーイング737-800型機で、座席数は1クラス189席となる。 スプリングの成田-寧波線は2019年4月25日に就航。寧波は上海近郊にある浙江省の副省級市で、同省の経済中心地として栄えている。唐や宋、明、清の時代に中国の海外貿易の玄関口として栄えた。室町時代の「日明貿易」も寧波が中心となり、歴史的な名所も数多くある。飛鳥時代の遣唐使が、中国大陸で初めて上陸した場所としても知られている。
Tadayuki YOSHIKAWA