救急現場、手話でのコミュニケーションを実践 福島県の郡山地方広域消防組合が体験講座
福島県郡山市などを管轄する郡山地方広域消防組合は1日、市内の喜久田ふれあいセンターで手話講座を開き、救急現場などで耳の聞こえない人とコミュニケーションを取る力を高めた。 郡山消防署喜久田基幹分署、富久山分署、日和田分署から約20人が参加した。市やNPO法人市聴力障害者協会の職員らを講師に、基本的な会話の手話や救急の現場などで使われやすい手話単語を学んだ後、救急の現場を想定して実践的なやりとりを体験した。 同組合は「誰一人取り残さない消防」を目指し、各種業務に手話を取り入れている。 (郡山版)