元DeNAバウアーがスイス代表としてチェコ代表と電撃対戦! チェコ野球協会の公式Xにも堂々登場「プラハに来て登板します」
今季メキシコで年間最優秀投手賞に選出
元サイ・ヤング賞投手の話題が尽きない。 10月7日、チェコ野球協会の公式Xによると、昨季まで横浜DeNAで10勝(4敗)を挙げ、今季はメキシカンリーグで活躍を見せたトレバー・バウアー(米国)がスイス代表としてチェコ代表との親善試合(現地20日)に登板すると発表した。 【動画】メキシコで”無双”する元サイ・ヤング賞右腕の最近の姿 同アカウントの文面には「トレバー・バウアーがチェコにやってくる! 元MLBサイ・ヤング賞を受賞した投手がスイスシリーズの第2戦でチェコ代表の強打者たちと対戦します!」と告知した。しかも、バウアー本人も登場。「プラハに来て、10月20日にイーグルス・パークで行なわれるチェコ代表との試合に登板します」と堂々宣言した。メジャー通算83勝を挙げ、2020年にナ・リーグのサイ・ヤング賞を受賞した超大物右腕が欧州のマウンドに上がる。 ロサンゼルス・ドジャース時代(21年)に起きた女性とのトラブルにより、MLBのDV規定に違反したとして出場停止処分を科されたバウアーは、23年シーズンに鳴り物入りでDeNAに電撃入団。当初は日本の野球に苦しんだ時期もあったが、メジャーの大物右腕は徐々にアジャスト。先発ローテを中4日で回れる無尽蔵のスタミナを武器に二桁勝利をマークし、NPBの球宴にも初出場を果たした。 さらにグラウンド外では人気ユーチューバーとしての顔を持ち、野球道具の強い拘りや理論的なトレーニング方法、寿司を食べる様子や電車に乗ったり、球場で試合を直接観戦するなど、日本文化を堪能。多種多様な動画が好感を呼び、日本の野球ファンのハートをワシ掴みにした。 DeNA退団後はメジャー復帰を目指したが叶わず、今年3月からメキシカンリーグのレッドデビルズでプレー。14試合に先発して10勝0敗、防御率2.48。リーグ最多の120奪三振を記録するなど、無双の活躍でリーグ年間最優秀投手賞に選出された。 昨春のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で侍ジャパンと激闘を繰り広げたチェコ代表を相手に、どんなピッチングを見せるのか。33歳の右腕の動向は気になるところだ。 構成●THE DIGEST編集部
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