「礼儀正しく、努力家…」芸能界と違い“評価上々”のフワちゃんが目指すべき「プロレスからの再出発」
ユーチューバーでタレントのフワちゃんが、お笑いタレント・やす子への暴言騒動により芸能活動休止を発表した。 【画像】炎上中のフワちゃん…パンパンに膨らんだビニール袋を抱えて「向かった先」 11日に自身のX(旧ツイッター)で 《この度の件の責任の重さを考え、一つの区切りとして、しばらくの間、芸能活動をお休みさせていただくことにしました。活動休止期間は、自分のことを見つめ直す時間にできればと思っております。反省して、精進します》 と報告。文末には「フワちゃん」と書かれていた。 やす子に対しX上で不適切な投稿を行い、即削除したものの、ネット上で急拡散され一気に火が点いた。フワちゃんはやす子に直接謝罪したが、鎮火することなく、レギュラー番組は次々と中止に。出演していた『Google Pixel』のCM映像は非公開となり、場合によっては違約金が請求される可能性もある。 「本人に対する罵詈雑言がとにかく凄まじい。フワちゃんも、やす子もまさかここまでの大ごとになるとは思ってもみなかっただろう。改めてSNS時代の恐ろしさを知った」 そう語るのはスポーツ紙芸能担当記者だ。 フワちゃんサイドは何とか火消ししようと試行錯誤。8月8日にはXで暴言の経緯について詳しく説明したが、世間の理解は得られず、 《往生際が悪い》 《問題なのは経緯じゃなくて思考回路》 など、更なる反発を招く結果となった。 「フワちゃん側はやす子サイドと連携し、最後まで騒動の収束を目指したが、一向に収まらず『一度引っ込むしかない』と決断したようだ」(同・スポーツ紙記者) そんななか、フワちゃんに手を差し伸べる可能性があるのが、プロレス業界だ。 フワちゃんは日本テレビ系『行列のできる相談所』の企画で’22年10月に人気女子プロレス団体『スターダム』でプロレスデビューを果たした。 当時は突然の参戦発表にプロレスファンから賛否両論が飛び交ったが、フワちゃんは6ヵ月間、受け身を中心にみっちり練習した。 「タメ口キャラのフワちゃんですが、プロレス練習ではビックリするほどの敬語。先輩レスラーのアドバイスはノートに書き込み、自分の練習風景を動画に撮って何度も見直していた。 スターダムはもちろん、新日本プロレスや全日本プロレスの試合映像も細かく見て、気になったことはメモするほど。テレビ番組からスタートした企画だったが、フワちゃんは最後までひたむきに取り組んでいた」(プロレス業界関係者) 10月23日のデビュー日には、親友の指原莉乃やプロレスマニアの有田哲平がかけつけた。わずか数ヵ月の特訓で試合を“成立させた”フワちゃんの姿に有田は涙ぐみ、指導した先輩レスラーの葉月は 「センスのかたまり」 と評した。 「その後、フワちゃんはスターダムに継続参戦。昨年4月23日にデビュー2戦目を行った。敗れはしたが、ポテンシャルの高さを見せつけ、スターダムの木谷高明オーナーは『センスありますよね。3戦目やってほしい』とラブコールを送っていました。 プロレスファンも動きを見れば、彼女がどれだけ練習してきたかわかる。批判していた人たちも、最後は彼女を認めていた」(前出・プロレス関係者) プロレス業界に爪あとを残したフワちゃん。やす子の一件でひどい言われようだが、プロレス業界ならば「ヒール役」などで逆手にとることも可能だ。 「プロレスファンは一度認めたら温かい人達が多い。芸能界では失敗したかもしれないが、それはそれ、これはこれ。女子プロレスラーとしてやり直してもいいんじゃないか」(スターダムファンの40代男性) 礼儀正しく、努力家――。フワちゃんの意外な一面を知るプロレス業界の人たちは、今回の騒動に胸を痛めているというが……。
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