「来季はルールが緩和され…」マンUとニースにEL参加許可か!UEFAが規定適用を延期へ「今後はより厳格になる」
マンチェスター・ユナイテッドはFA杯決勝でマンチェスター・シティを下し優勝したことで、来季のUEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)の出場権を獲得。しかし、欧州サッカー連盟(UEFA)の複数クラブ所有(MCO)規則により出場権剥奪の危機に直面。それでも出場が認められる見通しだと、英紙『ザ・スタンダード』が報じた。 【動画】マンチェスター・ユナイテッドの逸材が決めたスーパーゴール! プレミアリーグで8位に終わりながらも、FA杯を制したことで来季のEL出場権を獲得したマンU。リーグ・アンで15勝10分9敗で5位の成績を残し、来季のEL出場権を獲得したニース。いずれのクラブも、英化学大手イオニスの会長であるジム・ラトクリフ氏がオーナーを務めている。そのため、UEFAが定める規定により、マンUとニースのどちらか一方がELに出場できない可能性があった。同様にマンCとジローナも、シティ・フットボール・グループ(CFG)が両クラブのオーナーを務めていることで、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に片方が参加できない危機が生じている。 しかし、同紙は「来季はルールが緩和され、2つのクラブはニースとジローナに加わることが可能になる」とし、「各クラブには来シーズン(2024/25)は移行シーズンとして扱われ、今後のシーズンではルールがより厳格に施行されることが伝えられる予定だ」と報じ、UEFAが条件付きで規定の適用を延期する見通しだと伝えた。なお、CLとELは来季から新しい形式を採用し、参加チームが32チームから36チームに増える。
フットボールチャンネル編集部