【オートレース】鈴木圭一郎が無双の走りで19度目G1制覇「エンジン100点満点」/浜松G1
<浜松オート:ゴールデンレース>◇G1◇最終日◇12日 鈴木圭一郎(29=浜松)が異次元のスピードで今年6度目、通算19度目のG1タイトルを獲得した。優勝戦は心配された天候も崩れず、タイムの出やすい走路状況で行われた。V最有力候補のプレッシャーの中で、無傷の5連勝パーフェクトVを達成。2着は同期の小林瑞季、3着は西日本エース格の荒尾聡。 レースは8番手からの厳しい展開となった。ただ「スタート切れないのは想定通り。エンジンは100点満点。伸びがあって乗りやすかった」。完調のマシンを信頼して冷静にチャンスを待った。「とにかく落ち着いていこうと思った。前が競り合っていたところを、うまく抜けた」。7周1角で、逃げる小林をさばき先頭でゴール。 まさに、今の圭一郎は「速い、強い、うまい」の3拍子がそろっている。来月の中旬まで3節連続で普通開催に出場予定。4月のSGオールスターで樹立した、18連勝の大記録は記憶に新しい。進化を続ける天才レーサーは、自身の持つ連勝記録更新に再びチャレンジする。