女性に対する暴力・児童虐待防止キャンペーン/埼玉県
女性に対する暴力や、児童への虐待防止を啓発するキャンペーンイベントが、11日JR浦和駅前で行われました。 これは、内閣府の男女共同参画推進本部であすから実施される「女性に対する暴力をなくす運動」などにあわせ、県内でも、女性や子どもが暴力の被害に遭わない社会を作ろうと県警が主催しました。 11日は、一日生活安全部長としてテレ玉の元アナウンサーの塩原桜さんが任命され、「虐待や暴力を絶対に許さないという気持ちを持って生活していきましょう」と宣言を行いました。 また、イベントでは、私立浦和麗明高校のチアダンス部が息の合った演技を披露していました。 県警によりますと、去年1年間、県内でのドメスティックバイオレンスの相談件数は去年より300件以上多い6440件で、過去5年間で最高となっているということです。 塩原さんらは、通りかかった人たちに性犯罪被害相談電話番号、#8103の番号が書かれたチラシや、ウエットティッシュなどの啓発グッズを配り、暴力や虐待の防止を呼びかけていました。