【天皇賞】展開から浮上するのはこの馬だ
「天皇賞(春)・G1」(28日、京都) 京都外回りの長丁場は後半4Fの末脚勝負が定番。前半はSペースで流れて、2周目の3コーナー付近で各馬が一斉にスパートする。スタミナよりも速い上がりが求められ、4角で前を射程圏にとらえる機動力も必要だ。 強力な先行馬が不在で実質的にレースの主導権を握るのはテーオーロイヤル。阪神大賞典は3番手から抜け出して圧勝。上がりの時計もしっかりしており、初めての京都も全く気にはならない。充実期を迎えた今、人馬ともに待望のG1タイトルを手に入れる。 サリエラはじっくり脚をためられる最内枠が好感。前走で久々に本来の先行力を見せたディープボンドの巻き返しも一考したい。