ビッグモーターで「50台以上」が盗難被害に!? 「自作自演?」の声あるが…真相は? 元関係者語る実態とは
「内部犯行説」はあり得ない!ビッグモーターの盗難、実は50台以上?
最近、中古車販売店「ビッグモーター」での盗難被害が相次いでいることが話題となっています。 一部からはかねてからの不祥事の印象もあり「自作自演ではないのか」という声が出ていますが、実際のところはどうなっているのでしょうか。 【衝撃画像!】 「え…!」これが元社員が撮影したビッグモーターの不正行為です! 画像で見る!(30枚以上)
ビッグモーターは伊藤忠の支援を受けていよいよ新会社として2024年5月1日に発足することが明らかになりました。 大規模な保険金不正請求や街路樹の意図的な損壊、従業員の不当解雇やパワハラ問題など数々の不正行為に関する賠償、返金などの「負の遺産」は新会社には引き継がれず、旧ビッグモーターが残務処理を行うことがわかっています。 さて、そのビッグモーターでは2024年1月28日に館林店(群馬県)で8台が盗まれたことに始まり、3月に春日部店(埼玉県)で3台、4月に入ると一気に被害が拡大しこれまでに合計29台の盗難が発覚しています。 ただ、筆者が独自に関係者へ取材をしたところ実際には50台以上が盗まれているという情報も入手しました。 盗まれたクルマが事故を起こす例も起きています。 2024年4月5日にビッグモーター甲府店から盗まれた2台のうち1台が店舗近くの交差点で出合い頭に盗難とは関係のない一般のクルマと衝突。 塀にぶつかったあと、現場近くにある民家の敷地内でクルマを乗り捨てて逃走する3人組の様子が防犯カメラに記録されていました。 ビッグモーター関係者によると「盗みやすい場所にあるクルマを手あたり次第盗んで行った状況」だといいます。 また、現在は退職していますが、かつて在籍していたビッグモーター店舗で実際に盗まれた経験を持つ関係者は以下のように話してくれました。 「今年に入って目立って増えていますが、展示車両の盗難は私が在籍していた店やその周辺でもよくありました。 西日本は少なく北関東の店舗での盗難が多かったです。 ビッグモーターではもちろん、セキュリティも入っていますし、カメラも複数個所設置しています。 夜間、駐車場に入れないよう出入口の前にはトラックなどをおいて物理的に入れないようにガードしていますが今回の盗難ではそれらを突破して、フェンスを壊して盗んでいます。 アルファードなどの盗まれやすい高級車は離れた場所(出入り口から離れた場所)に駐車しているので、被害は少ないかと思います。 おそらく出入口に近い場所にとめてあり、盗みやすく、駐車場から出しやすいところにある人気車種を選んで盗んで行ったのではないでしょうか」