手塚昌明の自伝発売、市川崑作品や「ゴジラ」シリーズの現場を語る
映画監督・手塚昌明の自伝「ゴジラ×市川崑 1977~2006年の現場」が、本日8月30日にホビージャパンから発売された。 【画像】市川崑のほか、山口百恵、深作欣二といった名前も登場する本書の目次 「霧の旗」で映画業界入りした手塚は、市川崑の監督作「古都」に助監督として参加。その後も15本以上の作品で市川を支え、映画を学ぶ。「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」で監督デビューした彼は、「ゴジラ×メカゴジラ」「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ/東京SOS」といったゴジラ映画、「戦国自衛隊1549」といった作品で自身も大作監督と呼ばれるようになるが、2006年に市川が「犬神家の一族」を監督した際には、監督補として支えた。 自伝では市川組の緊張感あふれるエピソードや、ゴジラ映画の裏側をたっぷりとつづっているほか、貴重な写真や画コンテも収録された。価格は税込3300円。 (c)Masaaki Tezuka