「金額に完全に見合った活躍だった」米スポーツ討論番組で今季の大谷翔平について激論
米専門テレビ局ESPNの日曜のスポーツ討論番組「ザ・スポーツリポーターズ」が22日(日本時間23日)「2024年スポーツ界で最も大きな話題」をテーマに1年を振り返るディベートを行い、ドジャース大谷翔平投手(30)を取り上げた。 【写真】デコピンとオフを楽しむ大谷翔平 同番組は1988年に始まった老舗番組で、解説者ら4人の専門家がスポーツに関して討論を繰り広げる同局の名物。今年の大きな話題としては「米女子プロスポーツの隆盛」「NFLチーフスのスーパーボウル史上初の3連覇なるか」「パリ五輪での米国代表の活躍」などが取り上げられた。 その中で「ここで話題に挙げなければならないのはオオタニだ」とディベートを展開。昨オフに当時のスポーツ史上最高額となる7億ドル(当時の円換算で1015億円)でドジャースに移籍し、前人未到の「50本塁打、50盗塁」を記録、3度目のMVPに輝いた大谷について激論が交わされた。1人の解説者が「金額に完全に見合った活躍だった。彼の存在はMLBに大きなインパクトを与えたと表現するのも、まだ足りないくらい。彼はテレビで見逃せない選手だが、ミステリアス。彼の愛犬の名前が判明しただけでも周りが狂乱した」と指摘。別の解説者は「申し訳ないが、開幕時の通訳のスキャンダルが一番印象が強かった。彼の野球人生もMLBも傷つけることになりかねなかった大事件だった」と振り返った。