「外国人が日本株売りなら買えない」の法則は時代遅れ?
東京市場のメインプレーヤーである外国人投資家の動向で株価の方向性は確定してしまうように見えるが……(写真はイメージ:metamorworks/PIXTA)
ストラテジストの芳賀沼千里氏が、全体相場の動きに埋もれがちな事象に着目。「人の行く裏に道あり花の山」で“逆張り”的な発想から市場を分析します。日本株の需給関係の議論では、常に外国人投資家の売買動向が注目される。委託売買代金に占める外国人投資家の構成比は現物市場で67%、先物市場で83%を占めており、短期的な株価への影響力が強いからだ。 今年も買い越しが続いた1~3月に日本株は大きく上昇し、売り越しとなった7月から調整色が広がった。外国人投資家が買い越し基調になると、市場で強気な見通しが支配的になり、売り越しが続くと、弱気な見通しが増える。
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芳賀沼 千里