近畿大学の教室で天井ボードが落下し学生1人が軽傷 経年劣化が原因か 東大阪市
近畿大学の東大阪キャンパスの教室で8日、天井ボードが落下する事故があり、学生1人が軽いけがをしていたことがわかりました。 近畿大学によりますと、8日午前10時35分ごろ、東大阪キャンパス17号館の3階の教室で天井ボードの一部(重さ約22キログラム)が落下し、理工学部3年の学生1人が頭頂部の打撲など全治3日のけがをしました。 事故が起きたのは授業の合間の休み時間で、教室には約60人の学生がいたということです。 天井ボードは2003年の内装改修工事でとりつけられたもので、経年劣化が落下の原因とみられます。 2022年の定期点検では異常がなかったということです。 近畿大学は10日までに、17号館にある20の教室のうち18部屋でボードの浮きなどを確認し、その部分のビス補強固定を終えていて、6月末までに東大阪キャンパスの全教室を点検する予定です。
ABCテレビ