七尾市に130万円寄付 富山ハイウェイスタークラブ
大型バイク愛好家でつくる「富山ハイウェイスタークラブ」(翁久和会長)は15日、石川県七尾市を訪れ、全国の愛好家から募った130万円を能登半島地震の義援金として同市に寄付した。 同クラブは2003年に設立し、国内外の20~80代約35人が参加している。昨年秋に七尾市で開いたイベントでは、全国のバイク愛好家に観光地を紹介したほか、参加者同士で親睦を深めるなどした。 能登半島はライダーの間で人気のツーリングスポットとして知られる。元日の地震を受け、同クラブには全国から「もう一度走りに行きたい」「お世話になった飲食店に恩返ししたい」という声が寄せられた。1月上旬から交流サイト(SNS)やユーチューブなどを通して寄付を呼びかけた。 15日は翁会長ら7人が午前10時ごろに道の駅カモンパーク新湊(射水市鏡宮)を出発。七尾市役所福祉課が入る商業施設「パトリア」(七尾市御祓町)を訪ね、市職員に義援金を手渡した。翁会長は「観光の復興に役立ててほしい」と話した。