新潟空港にも愛称を!「こしひかり空港、お米の国空港はどうか」…県議会で議員が提案
新潟空港にも親しまれる「愛称」を-。12月9日に開かれた新潟県議会12月定例会本会議の一般質問で、議員が新潟空港(新潟市東区)に愛称を付けることを提案する場面があった。花角英世知事は「コンセッション(空港の運営民営化)導入の状況も見ながら検討していきたい」と述べた。 【画像】新潟空港 自民党の吉田孝志氏(新潟市中央区)が、高知龍馬空港(高知県)や徳島阿波おどり空港(徳島県)、出雲縁結び空港(島根県)などを挙げ「全国38の空港で愛称を付けている」と指摘。「新潟空港も『新潟こしひかり空港』や『新潟お米の国空港』など親しまれる愛称を付けたらどうか」と提案した。 花角知事は「地域の特徴などをPRし、空港を利用してもらうきっかけの一つになり得るもの」と愛称に理解を示した上で、「効果を上げるためには機運の高まりや県民理解も大切だ」と話した。 2023年7月に策定された「新潟空港将来ビジョン」では、コンセッション導入が空港活性化に「有効」とされたが、空港ビルの赤字体質改善などが課題になっており、実現のめどは立っていない。