『モンハンワイルズ』キャラクリでカッコよくて渋い“ジジイ”を作りたい!いぶし銀を生み出す決め手はシワにあり
世界中のハンターたちが2025年2月28日の発売を待ち望んでいる『モンスターハンターワイルズ(以下、モンハンワイルズ)』。11月4日11時59分まで、PS5、Xbox Series X|S、PC(Steam)を対象にした「オープンベータテスト」が開催中です。 【画像】メシを食べる姿も渋い!渾身の“ジジイ”キャラクリ。 本作で特に盛り上がっているのが、「キャラクタークリエイト(以下、キャラクリ)」です。有名人やかわいいキャラをゲーム内で再現したものがSNSで一躍話題になりましたね。 『モンハンワイルズ』で有名人やかわいいキャラを再現するのも悪くないですが、筆者は「渋いジジイ」を再現してみたいと考えています。カッコよくて渋みのある老人が大好きで、ゲームのキャラクリは基本的にジジイキャラを作ってしまうほど。特に「モンハン」シリーズは渋いジジイが妙に映えるので、狩猟よりもキャラクリに時間をかけてしまいがちです。 さて、シリーズ最新作の『モンハンワイルズ』で、筆者が満足する渋いジジイを作成できるのでしょうか? そこで今回はジジイをどこまで渋く、そしてどこまでカッコよく作れるのかを検証してみました。 ■狩猟映えする、カッコよくて渋いジジイを作ってみた オープンベータテスト版モンハンワイルズを起動すると、さっそくキャラクタークリエイトがスタート。プレイヤーキャラである「ハンター」と「オトモアイルー」を自由にクリエイトしていきます。 ただし、今回の主役はハンター。オトモアイルーの作成も気になるところですが、今回はお預けです。それでは、ハンターをさっそくいじってみましょう。 モデルプリセットを確認すると、ジジイとババアのモデルが用意されていました。ババア(失礼)キャラも捨てがたいですが、今回はジジイキャラを作ってみることに。すでに用意されているプリセットキャラ(モデルプリセット:8)をベースに、各パーツを調整してみました。 各パーツの調整箇所がとにかく細かいので、自分が思い描くキャラを自由に作成できるのが魅力と言えます。「モンハン」シリーズの醍醐味は狩猟ですが、キャラクリを楽しみたいプレイヤーも満足できるはずですよ。 ■ポイントは「しわ」!カッコよくて渋いジジイの作り方 カッコよくて渋いジジイキャラを作るうえで大事なポイントは、「髪」「肌」「眉毛・まつ毛」「ヒゲ」「輪郭」「化粧・ペイント」。これらの要素を調整することで、狩猟映えするジジイ(もちろんババアも)を作成することができます。 それでは、1つずつ解説していきましょう。筆者と同じくジジイ(ババア)キャラを作りたい方は、以下のポイントを参考にしてみてください。 ●髪 ジジイといえば「白髪」。そこでヘアカラーは白系統(アクセントとして黒も少し入れています)を選択し、髪型は歴戦の雄らしくロン毛(髪のタイプ:13)にしてみました。 しかし、なぜロン毛を採用したのか。筆者の偏見も入っていますが、他のRPG作品や映画、小説に登場する老人のハンターはロン毛が多いからです。ただ、それだけです。 ●肌 顔テクスチャのブレンドは「2」、しわのブレンドは「3」を使用しました。顔のポイントはずばり「しわ」です。しわを濃くすればするほど、老人特有の渋さが加味されるからです。 しわの濃さを最大値の「レベル10」に調整すれば、70代前後のジジイの出来上がり。顔のモデルはなんでもOKです。 参考までに、しわの「レベル0」「レベル5」「レベル10」と比較してみましょう。並べると、しわの濃さは一目瞭然ですね。 ついでに、表情を動かした際のしわの濃さも調整してみました。今回は濃いめをチョイス。見てください、この好々爺のような笑みを……。 ●眉毛・まつ毛 眉毛・まつ毛については白系統のカラーを採用しています(眉毛の形は三角形のものをチョイス)。ただ、真っ白だとさすがにジジイ感が薄くなるため、アクセントカラーとして黒も配色し、灰色寄りの白髪を作ってみました。 ●ヒゲ カッコよさと渋さを考慮して、猛々しい口ひげとあごひげをチョイスしました。数千年生き続ける仙人に見えなくもないですが、そこはご愛敬ということで……。 「この人はハンター、この人はハンター……」と心の中で10回唱えてみてください。そうすれば仙人の印象が薄まりますよ(たぶん)。 ●輪郭 輪郭については、頬肉の膨らみ具合に着目してみました。長い狩猟生活で体重が落ちてしまったものの、鋼の精神でたくましく生き抜いている感じを表現しています。 ●化粧・ペイント ジジイの貫禄を引き出すため、鼻筋と頬(チーク)に黒色の化粧を施してみました。化粧の有無で見た目の印象がだいぶ変わります。 今回は化粧の透明度を0にしてみました。 以上のポイントを調整して、ついに理想のキャラが完成。筆者が想定している設定は、数多の修羅場をかいくぐってきた老人ハンターです。 しわを最大まで濃くしたほか、白髪やヒゲ、顔の輪郭、チークなどを調整してみました。RE ENGINEの描画性能が高いからか、ジジイらしさがリアルになっているかもしれません。あまりのカッコよさに感動すら覚えました。 ■まとめ:カッコよくて渋いジジイは作成可能だった! 結論を述べますと、『モンハンワイルズ』でカッコよくて渋いジジイを作成することができました。これまで多くのゲームでジジイを作成してきましたが、筆者が納得するクオリティに達しているのは、現時点では『モンハンワイルズ』だけかもしれません。 さっそく、筆者が作ったジジイキャラで本編をプレイしてみることに。いぶし銀の雰囲気が漂う顔は、戦闘や会話、食事の場面でもよく映えますね。キャラクリに1時間以上費やした甲斐があったものです。 ジジイキャラにとどまらず、プレイヤーが考える理想のキャラでひと狩りできるのが『モンハンワイルズ』の魅力と言っても過言ではありません。製品版が発売されたら、ジジイ以外のキャラクターを作成してみたいですね。 それでは、また別の記事でお会いしましょう!
インサイド いちえもん