試合中にカツラが外れる!つけ直し続行も、まさかの棄権=海外ボクシング
10月12日(土・現地時間)ブラジル・サンパウロで行われたボクシングの207ポンド(約94kg)契約戦で、勢いよくパンチを振る瞬間、カツラが外れてしまう事件が勃発した。 外れた瞬間とほぼ同時にラウンド終了のゴングが鳴り、彼はその後のラウンドをカツラをつけ直し戦うも、しばらくして棄権。足の怪我と主張しているが、SNSでは「カツラを失ったからだよね?」との声もある。 【フォト&動画】ブンブンパンチでカツラが外れる瞬間!ビフォーアフター画像も カツラのボクサーは、ブラジルで著名な元サッカー選手ハドソン・ネリー(43)、通称ハドバラ。相手はインフルエンサーのルーカス・ヴィアナ(32)で、所謂セレブボクシングだ。 試合では、両者とも大振りパンチの応酬も、元サッカー選手であるハドバラが流石のアスリートぶりを見せ、パンチを多くヒットさせる。 しかし2Rラスト、ハドバラがダッキングしては、両腕をブンブン振り回すようなパンチを繰り出す。するとその激しい動きに、刈り上げ風だったハドバラの髪の毛が、頭皮ごとペラリとめくれてしまう! どうやらカツラだったようだ。 その直後にゴングが鳴り、ハドバラはカツラを押さえながらコーナーに向かう。コーナーでは”仕方ない”とばかりにカツラを外すと、丸坊主の頭があらわになった。 その後はカツラをつけ直して試合続行。3Rに入ると、相手はスイッチを繰り返し、接近戦で足がローキックのようにハドバラのヒザにヒット。ハドバラが”ヒザのバッティング”を訴え棄権、TKO負けとなってしまった。 ハドバラは試合後に「彼がヒザに危害を加えてきたので棄権した。私は子どもたちを育てないといけないからね。私は試合には負けるが、真の勝者は誰かわかっているだろう」と説明する。 SNSでは、カツラを笑う声や、相手の”ローキック”を批難する声、そして「興味深いのは、カツラを失った後、すぐに棄権したことだよね」「カツラが彼のエネルギーだった」など、カツラが遠因という声もあった。 映像を見ると相手の足へのバッティングはかなり悪質だが、カツラとバレることで気持ちが弱くなる部分もあったのだろうか。 相手はSNSで「主の栄光が新たな成果を与えてくれた」と正々堂々戦ったとしている。