Bリーグが「アジア特別枠」対象国の再拡大を発表…2025-26から“中東”レバノン含む14カ国に
Bリーグは8月22日、2025-26シーズンから「アジア特別枠」の対象国を拡大することを発表した。 Bリーグでは2020-21シーズンから中国、チャイニーズ・タイペイ、韓国、インドネシア、フィリピンの5カ国を対象としたアジア特別枠を導入。今年6月に2024-25シーズンから香港、マカオ、モンゴル、マレーシア、シンガポール、タイ、ベトナム、インドを追加することが発表されていたが、中東地域のレバノンも2025-26シーズンからアジア特別枠の対象国に加わることが決まった。 同日に行われたメディアブリーフィングに出席した島田慎二チェアマンは、「中東には強豪国がたくさんありますけど、ただ強ければいいというわけではなくて、親日的であるか、語学の問題、経済状況、そもそもバスケットボールがポピュラーで放映権ビジネスにつながる可能性があるのか否か、そういったものを客観的に評価した」と説明。 また、「まずはレバノンを(中東地域の)皮切りにしたい」と話しつつ、今後のさらなる拡大については「とにかく対象国を増やしていこうということではない。ちゃんとバランスがとれていないと意味がない。クラブがほしいと思う選手がいない国を開放しても選手は来ないし、選手が来ないと放映権も売れないので。今回はたまたま中東だとレバノン。今後は(対象国拡大を)やらないかもしれないし、やるかもしれないし。まだ決めていない」と話すにとどめた。 今シーズン以降の「アジア特別枠」対象国一覧は以下のとおり。 ■ 2024-25シーズンまで <東アジア地域> 中国、チャイニーズ・タイペイ、香港、韓国、マカオ、モンゴル <東南アジア地域> インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム <南アジア地域> インド ■ 2025-26シーズン以降 <東アジア地域> 中国、チャイニーズ・タイペイ、香港、韓国、マカオ、モンゴル <東南アジア地域> インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム <南アジア地域> インド <中東地域> レバノン
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