【大分】集団事故を想定した救急訓練
大分朝日放送
「大人数が巻き込まれる事故が起きたら」 大分県別府市で訓練です。 病院と連携を図ることで万一の事故に備えようと、別府市消防本部が取り組みました。 市内の医療機関職員など約70人が参加し「大型の観光バスが電柱にぶつかって乗客35人を救急搬送する」想定です。 けが人の意識や脈拍などを確認するとともに、素早く車の外に運び出し救命措置をしました。 別府市消防本部 井元隆文消防署長 「場所、時によって私たちの対応も変わってくる。きょうは晴れているけど雨だったらその時どうするか、応援隊がいつ来られるかというのも重要なポイントになる」 大人数が巻き込まれた場合、的確な判断に加え搬送する時間もかかることから別府市消防本部は、「医療機関との連携をより深める必要がある」と話しています。