日比野菜緒は世界7位ジェンに惜敗

トップ10からセット奪うも惜しくも敗れた日比野菜緒（Photo by Getty Images）

現地2月20日、女子テニス「ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権」（アラブ首長国連邦・ドバイ／WTA1000）のシングルス2回戦が行われ、日比野菜緒（ブラス／世界ランク90位）は、第6シードのジェン・チンウェン（中国／同7位）に7-5、2-6、2-6の逆転で敗れ、ベスト16入りとはならなかった。 【動画】シフィオンテクが17年全米女王スティーブンスを破り3回戦へ 29歳の日比野は、同大会に6年ぶりに出場。予選2試合を勝ち抜いて本戦入りを果たすと、1回戦では前週の「カタール・トータルエナジー・オープン」（カタール・ドーハ／WTA1000）で敗れているマグダ・リネッテ（ポーランド／同34位）を6-2、3-6、6-4のフルセットで勝利し、雪辱を果たした。 迎えた2回戦では、全豪オープンで準優勝しトップ10入りしたジェン。第1セットでは互いにブレークポイントが訪れる中で、日比野は5-3のサービング・フォー・ザ・セットでブレークを許したものの、6-5で2度目のブレークに成功しセットを奪取する。 しかし、第2セット以降はジェンも立て直してミスが減少。日比野はリターンゲームでチャンスをなかなか作れず、2ゲームずつブレークされて逆転負けを喫した。 勝利したジェンは、3回戦でアナスタシア・ポタポワ（同35位）と対戦する。 なお、前週のカタール大会で通算18度目のタイトルを獲得した第1シードのイガ・シフィオンテク（ポーランド／同1位）や第3シードのココ・ガウフ（アメリカ／同3位）、第4シードのエレナ・リバキナ（カザフスタン／同4位）らが3回戦に進出。第2シードのアリーナ・サバレンカ（同2位）はドナ・ベキッチ（クロアチア／同31位）に7-6（5）、3-6、0-6で敗れている。