厳かに伝統の舞を奉納…鹿角市の伝統芸能「大日堂舞楽」 秋田
秋田テレビ
秋田県鹿角市八幡平の正月行事「大日堂舞楽(だいにちどうぶがく)」が2日行なわれ、見物客が伝統の舞に魅了されました。 「大日堂舞楽」は、毎年1月2日に鹿角市八幡平の大日霊貴(おおひるめむち)神社に奉納される伝統芸能で、国の重要無形民俗文化財ユネスコ(=国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に指定されています。 国内に現存する舞楽の中で最も古い形が伝えられていると言われ、2日は4つの地区の踊り手たちが集落で代々受け継がれてきた鳥舞(とりまい)や五大尊舞(ごだいそんまい)など7つの舞を次々に披露しました。 訪れた人は「母の実家がこのへんなので毎年来ている。幻想的です」「改めて歴史というものを考えさせられた」などと話し、笛や太鼓に合わせて繰り広げられる伝統の舞を堪能していました。
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