「RRR」NTRジュニアが2010年に主演したインド映画上映、身分を偽り人助けに奔走
映画「RRR」で知られるNTRジュニアが主演したインド映画「Brindaavanam」が、「ブリンダーヴァナム 恋の輪舞」の邦題で3月15日より東京のシネ・リーブル池袋、池袋HUMAXシネマズほかで順次公開される。 【動画】「ブリンダーヴァナム 恋の輪舞」予告編はこちら 2010年に製作された本作は、インド南部にあるハイダラーバードに住む大企業オーナーの息子クリシュ(クリシュナ)を主人公にしたファミリー映画。クリシュは恋人インドゥから「粗暴な従兄と結婚させられそうになっている友人ブーミを助けてほしい」と頼まれる。ブーミの父はライバル同士で暴力的な衝突を繰り返す集団(ファクション)の長。そんな彼をあきらめさせるため、クリシュに“ブーミの恋人役”を演じてほしいのだという。渋々乗ったクリシュは、平凡な勤め人の息子と身分を偽り、くせのある親族たち、面倒な人間関係の間を泳ぎ回りながらブーミを助けようとする。 テルグ語で作られた「ブリンダーヴァナム 恋の輪舞」には「マガディーラ 勇者転生」のカージャル・アガルワールと、「ランガスタラム」のサマンタがヒロイン役で出演。「ランガスタラム」のプラカーシュ・ラージ、「マガディーラ 勇者転生」のシュリーハリもキャストに名を連ねた。監督は「ザ・フェイス」のヴァムシー・パイディパッリが担い、脚本はパイディパッリとコラターラ・シヴァが執筆。劇中では現在南インドの各映画界で活躍する音楽監督S・タマンによる楽曲が流れる。なおヒンドゥー教神話におけるクリシュ(クリシュナ)とは、神と実在の人間との両方の要素を持つ複雑なキャラクターを指す。NTRジュニアの祖父であるNTRシニアは神話映画でのクリシュナ神を当たり役の1つとして生涯に17回も演じており、本作中でも祖父へのオマージュが捧げられている。 YouTubeでは予告編が公開中。