こどもの割合、全人口の11.3% 50年連続低下
日テレNEWS NNN
5日は「こどもの日」です。日本の全人口に占めるこどもの割合は11.3パーセントで、この50年、下がり続けています。 総務省統計局によりますと、今年4月1日時点の15歳未満のこどもの数は、前の年より33万人少ない1401万人でした。47都道府県すべてで減りました。 全人口に占めるこどもの「割合」は去年より0.2ポイント低い11.3パーセントで50年連続の低下です。 都道府県別で見ると、こどもの割合が低いのは秋田県、青森県、北海道と、3位までは去年と同じ順位です。 一方、こどもの割合が多いのは沖縄県、滋賀県、佐賀県などで、九州勢が目立ちます。 各国の状況を見ると、深刻な少子化に悩む韓国が今年、日本を抜いてこどもの割合が最低となり、日本は2位に。次いでイタリアなどヨーロッパ各国が並びました。 ■こどもの割合(少ないほう) (1)秋田県9.1%(2)青森県10.0%(3)北海道10.1%(4)岩手県10.3%(5)高知県10.5% ■こどもの割合(多いほう) (1)沖縄県16.1%(2)滋賀県13.0%(3)佐賀県12.9%(4)熊本県12.8%(5)宮崎県・鹿児島県12.7% ■国別でみても… (1)韓国11.2%(2)日本11.3%(3)イタリア12.2%(4)スペイン13.5%(5)ドイツ14.0%