ディフェンディングチャンピオンの小林伸太郎が語る今年の試合の見どころは?【For The Players By The Players】
本大会は、国内の試合で唯一「ステーブルフォード方式(ポイントターニー)」を採用している。パーは0点、バーディ2点、イーグル5点、アルバトロス8点、ボギーはマイナス1点、ダブルボギー以上はマイナス3点で換算し、その総得点を競うというものだ。1バーディ、ノーボギー(ストロークプレーなら1アンダー)の計2点よりも、3バーディ、3ボギー(同じくイーブンパー)のプラス6点とマイナス3点の計3点のほうが総得点が高くなり、選手たちがいつも以上にピンを狙ったアグレッシブなプレーを展開すると予想される。そのため、小林も鬼門の14番で一番ポイント変動があるだろうとの予測をしていた。 開幕から2試合は予選落ちだったが、先週の中日クラウンズでは4日間戦い抜き、調子は「まあまあ。やっと自分のゴルフっぽくなってきたかなと思っています」と話した。トレーニングによってヘッドスピードが上がり、ボールが飛ぶようになるなど自分を進化させられたことに加え、寄せ勝負が見込まれるなか60度のウェッジを使ったアプローチは他の選手よりも頭ひとつ分抜けているという自負もあるという。 THE CLUB golf village(旧レーサム)では小さい頃からプレーをしていたという小林。彼の“庭”とも言えるコースでの防衛戦。どのような試合展開をしていくのか注目したい。
みんなのゴルフダイジェスト編集部