ディフェンディングチャンピオンの小林伸太郎が語る今年の試合の見どころは?【For The Players By The Players】
2022年、新しいコンセプトの大会としてJGTOが創設したFor The Players By The Players。2023年は開催されなかった今大会だが、2024年5月7日にはプロアマが開催され、約50名のアマチュアがプロとのラウンドを楽しんだ。初回大会を見事制し、ディフェンディングチャンピオンとして今大会に挑む小林伸太郎に話を聞けたので、みんゴル読者にお届けする。
14番ホールでの試合展開に注目!
For The Players By The Playersは2022年に新設された大会であるが、昨年はよりよい大会への準備期間として開催せず、満を持して2度目の大会が9日から開催される。準備期間の間に、グリーンの形状が15ホールで変わったほか、フェアウェイの窪み、池やバンカーなどのハザードも増やされたという。ラウンドしてみた印象を尋ねると、「22年に比べるとだいぶ難しくなったんじゃないかなと思います。新しくできたバンカーの位置とか。おかげでティーショットの落としどころも難しくなりましたし、勝ったときにあった“抜け穴”が埋められちゃったなという感じで。一昨年とは試合展開が全く変わってくるんじゃないかな。ハザードを避けた攻め方をしていきたいけど、それによってセカンドの距離が残ってしまったり、パーオンの確率が低くなってしまうと思うので、そこをうまくカバーすることが必要かなと思っています。寄せ勝負になると思いますが、そこは得意分野なので寄せは頑張りたいと思っています」。 今年は、コースの改修によって以前はパー4だった2番ホールがパー5に変わるなど、チャンスが生まれた反面、難易度がかなり増したホールもあったという。「正直ロングは全部(バーディ以下を)取りたいけど、2番は絶対に取りたいですね。でも14番はかなり難しくなっていて、何が起きてもおかしくないホールだと思っています。ティーイングエリアの位置にもよりますが、フェアウェイ左サイドのラフに新しくできたバンカーがかなり効いている印象です。一番奥からだとするとセカンドは200ヤード以上残りますし……。当日のティーイングエリアの位置によって上手くやらないといけないと思いますね」