まさか『小田原競輪場』で揚げたてのアジフライをいただけるとは!?
地元民に連れられて、小田原ディープスポットを食べ歩き
美味しいアジフライを求めて、筆者がやってきたのは、神奈川県小田原市です。“小田原の番長”Mさんに連れられて「小田原城」の「本丸茶屋」で「鯵フライ膳」を食べた筆者は、城址公園を後に「小田原競輪場」に案内されました。競輪場は初めてではないのですが、来たのは数えるほど。Mさんは慣れた感じで競輪場のゲートをくぐり、ずんずん中に入っていきます。 【画像】『小田原競輪場』のアジフライを画像で見る(27枚)
この日は小田原でのレースはありませんが、場外と呼ばれる日で他の競輪場でやっているレースの車券を購入できるそうです。あちこちに設置してあるモニターではレースが放映され、投票している人たちが真剣に見入っています。 Mさんは車券を買うわけでもなく、コースサイドへ歩いて行ってコース(バンク)の説明をしてくれました。1周333.33メートルのコースは“すり鉢バンク”と呼ばれ、最大角度は35度以上。ほとんど壁に見える角度です。バイクで走るのは大変そうな角度です。 このコースでは競輪のレースだけでなく、神奈川県内の高校の自転車競技部などの練習コースにもなっているそうです。
コースサイドから投票所近くの休憩所に移動します。ここには売店があり、様々な食べ物やビールなどのドリンクを販売しています。店の名前は「大勝(だいかつ)」です。張り紙には“ギャンブル飯”と書かれていますが、ギャンブルしながら食べる飯なのか、食べることがギャンブルなのか……と、悩む筆者です。 メニューは所狭しと貼られた紙です。さっき昼メシを済ませたばかりの筆者ですが、何があるんだろうと見回してみると「アジフライ」と書かれた紙が貼ってあるではないですか! ニヤリと笑ったMさん「ここのアジフライ、美味いんだよ」と言いながらビールに「もつ煮」、そして「アジフライ」を注文します。 筆者もコーラと「アジフライ」をお願いします。店の方に「今、揚げるから待ってて」と言われ出来上がりを待ちます。まさか競輪場で揚げたてのアジフライが食べられるなんて想像もしませんでした。 メニューを見ていくと単品の「アジフライ」だけでなく「アジフライカレー」に「アジフライ丼」、そして「アジフライ定食」まであります。ここは定食でいきたいところですが、そこまで食べ切れる自信がありません。他にも「イカの肝あえ丼」など、そそるメニューがあります。