中尾彬さん、妻の池波志乃と「終活」“ねじねじ”400本を半分整理、沖縄の家など処分「写真も1万枚近く捨てた」
映画、ドラマのほかバラエティー番組でも活躍した俳優の中尾彬(なかお・あきら=本名同じ)さんが心不全で16日に死去していたことが分かった。81歳だった。葬儀・告別式は妻の池波志乃ら近親者で営んだ。 【写真】中尾彬さん&妻の池波志乃 2018年に池波志乃と「終活夫婦」という著書も出版した中尾さん。中尾さんは「お互いが元気なうちに終活はするべき」と話し、終活についてテレビ番組でも語っていた。20年1月に出演したTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜・午後5時)では「俺はかみさんと終活を始めたよ」といい、「お墓をつくったり、遺言状を書いたり。余分なもの全部、沖縄の家も売ったし、千葉のアトリエも整理した」と家を処分したことなどを説明。「大きなものから整理しているよ。処理しようか迷ったけど、沖縄の家は16年いたから」と話した。共演者が驚くと、「1年使わないものは全部捨てた。写真も1万枚近く捨てたよ」と語っていた。 また22年9月、日本テレビ系「ダウンタウンDX」(木曜・午後10時)に出演した際は、終活について「もう終わりました」と報告。家などを整理したことについて「もったいないと思ったらできない」と持論を語り、トレードマークの“ねじねじ”ストールについても「400本あったのを半分は整理しました」と説明。しかし「これねぇ、整理したから(スペースが)空くじゃない。また買っちゃうんだよ」とオチをつけ、共演者を笑わせていた。
報知新聞社