竹内力が「猿の惑星/キングダム」で冷酷な独裁者に、「準主役のつもりで演じました」
「猿の惑星」シリーズの最新作「猿の惑星/キングダム」に、竹内力が日本版声優として出演していることがわかった。 【画像】「猿の惑星/キングダム」竹内力が声を当てたプロキシマス・シーザー 本作は人類の文明が崩壊し、高い知能と言語を得た猿が支配する300年後の地球を舞台にしたSF。ウイルスによって退化した人類がまるで野生動物のような存在となった世界で、若き猿のノアは、ある日、老いたオランウータンから猿と人間が共存した昔話を聞かされる。「To Leslie トゥ・レスリー」のオーウェン・ティーグがノア、ドラマ「ウィッチャー」のフレイヤ・アーランがある“秘密”を隠し持つ人間の女性ノヴァを演じた。 竹内が演じるのは、猿を統括してキングダムを築こうとする冷酷な独裁者プロキシマス・シーザー。役柄について竹内は「知性があり、よく話すキャラクターなので、猿らしく話すというよりは、彼の持つ知的なところが伝わりやすいように、そして演じているケヴィン・デュランドに寄せるように演じました」とこだわりを明かす。 また竹内は「彼のように支配をしたいという思いはないけれど、自分自身も長年会社を経営していて、みんなを引っ張っていくことが多いので、そういうところは似ているかな。自分の色を出しながら生きてきたから“俺は俺でありたい”“自分らしく”というのは人より強いと思います」と自身との共通点にも言及。そして「色んな映画に敵役がいて、主役が立つわけで、敵役がいないとエンタテインメントにならない。準主役のつもりで楽しく演じさせていただきました」と語った。 「メイズ・ランナー」シリーズのウェス・ボールが監督を務めた「猿の惑星/キングダム」は5月10日より全国ロードショー。 (c)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.