石川県加賀市、高級旅館に1泊5000円でワーケーション、デジタル市民向けに、NFTで販売
石川県加賀市は2024年11月5日から、ビジネスパーソン向けにワーケーションを支援する施策を開始した。同市は誰でも取得可能で、市民として特定施設やサービスの特典や割引が受けられるデジタル証明「e-加賀市民証」を発行している。この販売サイトで1泊5000円で「ワーケーションNFT」を購入すると、高級旅館「山代温泉 みやびの宿・加賀百万石」に素泊まりで宿泊できるもの。期間は12月末までで、e-加賀市民証もウォレットに付与する。 滞在期間中は、2023年6月にグランドオープンした加賀市イノベーションセンターのコワーキングスペースをも自由に利用でき、コミュニティ創出をうながす。 利用方法は、みやびの宿・加賀百万石のホームページで予約し、e-加賀市民証販売サイトで希望泊数分のワーケーションNFT(最大3泊まで)を購入。チェックイン時にe-加賀市民証販売サイトにログインしてマイページからフロントのQRコードを読み込む仕組みだ。「ワーケーションNFT」保有者のみ適用され、夕食、朝食を別途申し込むこともできる。
トラベルボイス編集部