【自民総裁選】上川外相…中国軍機領空侵犯対応など公務奔走しつつ推薦人確保は「体当たりでお願いしている」
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
現役外相として公務に奔走しながら、自民党総裁選出馬に向け準備を進める衆議院静岡1区選出の上川陽子外相。27日の会見でも、推薦人確保について「体当たりでお願いしている」と話しました。 16日、日本の領空内である長崎県五島市の男女群島沖上空を、中国軍のY-9情報収集機1機が飛行し、中国の軍用機による領空侵犯が初めて確認されました。これを受け、上川陽子外相は、27日の会見で、「受け入れることはできない」と厳しく批判しました。 (上川 陽子 外相) 「我が国の主権の重大な侵害だけではなく、安全を脅かすものであり、全く受け入れることはできない」「日本の領土・領海・領空を断固として守る決意のもと、主張すべきは主張しつつ、今後も冷静かつ毅然と対応していきたい」 一方、自民党の総裁選に向けては、立候補に必要な推薦人20人の確保に自信を示している上川外相ですが、会見で、推薦人の確保を急いでいると説明しました。 (上川 陽子 外相) 「いま体当たりで推薦人のお願いをしていて、/推薦人が集まらないと立候補できないので、何とか土俵に乗るために、今、取り組んでいる」 また、外交で築いた海外とのネットワークなど、現職の外務大臣であることは総裁選での強みだと話し、推薦人の確保に向けた動きを強めています。