斎藤知事、PR会社代表の投稿は「事前に一切見ていない」 再選後初の定例会見で説明
兵庫県知事選で再選された斎藤元彦知事は27日、再選後初の定例記者会見で、PR会社の代表が今回の知事選で斎藤陣営の「広報全般を任せていただいた」と投稿した内容に対し、「事前に一切見ていないし、聞いてもいない。発信された後に知った」と語った。 【写真】兵庫県内のPR会社経営者が投稿した記事の一部 PR会社に報酬を支払ったのは公選法違反(買収)に当たるのではないかとの指摘が出ていることについては、「県民に心配をおかけしているのは大変申し訳ない」とした上で、改めて「公選法に抵触するようなことはないと認識している」と主張した。 斎藤氏の代理人弁護士は27日夕、神戸市内で記者会見を開き、PR会社の件について詳しい経緯を説明する。斎藤氏は「代理人の方で一元的に整理することが大事と考えている。基本的な事実関係、法令関係を説明してもらう」と述べた。 PR会社代表の女性は20日、インターネットの投稿プラットフォーム「note(ノート)」に、斎藤陣営の「広報全般を任せていただいた」と投稿。斎藤氏の選挙戦略立案や、交流サイト(SNS)のアカウントの立ち上げ、コンテンツ企画などを手掛けたと記載していた。