提供：明和観光商社

三重県の多気郡明和町で観光地域づくりを推進する明和観光商社は、「さかさま不動産 めいわ支局」を立ち上げると発表しました。「さかさま不動産」の開局は三重県では初となります。 「さかさま不動産」は、物件の情報を公開して借主を募集する従来の仕組みとは逆で、「借りたい人」の情報を開示してマッチングをするサービス。明和観光商社によりますと、物件を借りて挑戦したいことがある借り手の想いを可視化することで、「貸す人は選びたい」「家情報を公開せず借り手を探したい」と考える潜在的な空き家所有者へのアプローチや、チャレンジ精神を持つ人の誘致が可能になるということです。 2022年に町が行った調査では、町全体で349件の空き家があり、そのうち64%は伊勢街道が通る斎宮・明星エリアであることが判明。伊勢街道にある空き家の利活用を推進する同社は、今回の開局について、伊勢街道のにぎわいづくりと空き家の利活用の足掛かりになることを目指すとしています。 28日には明和町にて開局イベントを実施。プレゼンや交流会が行われるということです。