このまま“出番なし”に…?阪神、今季1軍出場ゼロの選手(3)岡田監督からの“チャンス”は
いよいよプロ野球はシーズン最終盤を迎え、1試合の重みがさらに増してくる時期となった。リーグ連覇を狙う阪神タイガースでは、前川右京などの新戦力が台頭した一方で、まだ一軍での出番がない選手も多い。そこで今回は、ここまで一軍出場がない阪神の選手を取り上げる。(※今季成績は9月19日時点)
片山雄哉
投打:右投左打 身長/体重:177cm/84kg 生年月日:1994年6月18日 経歴:刈谷工 - 至学館短大 - BC・福井 ドラフト:2018年育成選手ドラフト1位 昨季に引き続き、今季も一軍での出番がない片山雄哉は、アピールが必須の立場にいる選手だ。 至学館短大を卒業後、独立リーグの福井ミラクルエレファンツに入団。2018年に打率.330の好成績を収めると、育成ドラフト1位で阪神タイガースが指名。NPBへの切符を手にした。 プロ1年目からファームで積極的に起用されると、2019年7月に支配下を奪取した。 その後、2022年に一軍デビューを果たすも、2試合の出場で2打数0安打に終わり、その後は再びファーム暮らしが続いている状況。 それでも打撃は着実に向上しており、昨季はファームで79試合に出場し、打率.288を記録した。 今季は8月以降に調子を落としているが、ファームで81試合に出場して打率.291をマーク。また、得点圏打率は.318を記録しており、勝負強さも光っている。 「一軍でのプレーを見たい」と思わせる活躍を続け、シーズン最終盤の一軍昇格を掴みたい。
ベースボールチャンネル編集部