<光る君へ>賢子は母・まひろに「近づきたい」 南沙良「まだ完全に親子という距離感ではないけど」 惟規の死を経て“雪解け”か
吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」に出演する南沙良さん。第39回「とだえぬ絆」(10月13日放送)から成長した藤原賢子を演じている。第41回「揺らぎ」(10月27日放送)で、双寿丸(伊藤健太郎さん)が仲を深めはじめた賢子についてや、以前はギクシャクしていた母・まひろとの関係性について語った。 【写真特集】やっぱり道長の子! 賢子が何気なく口にした一言!! 初回の三郎とまったく同じ?
賢子は、まひろと藤原宣孝(佐々木蔵之介さん)の娘。祖父の為時(岸谷五朗さん)にかわいがられて育つ。まひろには反発する時期があるが、その文才を受け継ぎ、やがて宮仕えすることに。実の父は道長(柄本佑さん)である。
南さんは、2022年の「鎌倉殿の13人」に続く、大河ドラマ出演。前回は源頼朝(大泉洋さん)の愛娘・大姫を演じた。
「光る君へ」の賢子について「情熱的で明るくて、自分から動くタイプというか、すごく可愛らしい利発な女の子かなと思っているので、そこをすてきに表現できればなと思って頑張っています」と話す。
また「意識していることは、やっぱり時代的にも今と違ってことばが重たい時代というか、一つ一つのことばが大事な時代だと思うので、その意識を持ってせりふは言っています」と明かし、「あと賢子の明るさをというか、可愛らしさが仕草に出ればなと思ってちょっと頑張っています」と語った。
母・まひろについては「たくさんお土産もらうじゃないですか。でもきっと『そうじゃない』と思っていたと思うし、もっと一緒にいたかったのかなとは賢子が思っているのかなと思うんですけど。でもきっと尊敬している部分もあると思うし、叔父上(惟規)が亡くなって、そこで母上が初めて泣くのを見て、なんかこう、自分の思っていた母上とは違うのかもしれないってそこで思って。そこで距離だったりとか、心の距離もそうですし、見え方が違ってきたのかなとは思います。でも、そこまで時間もたっているわけでもないし、まだ完全に親子っていう距離感ではないですけど、きっと近づこうとは思っているし、近づきたいとも思っているんじゃないかなと思います」と賢子の気持ちを代弁した。