金谷拓実が通過圏内浮上! 残り2日間に向けて「自分らしいプレーを」
<米国男子ツアー最終予選会(Qスクール) 2日目◇13日◇TPCソーグラス・ダイズバレーC、ソーグラスCC(米フロリダ州)◇6850ヤード・パー70(DV)、7054ヤード・パー70(CC)> 【写真】貴重! 渋野日向子と石川遼の2ショット 通過できるのは“5人”のみ。170選手が参戦する狭き門の最終予選会で、金谷拓実が2日目にダイズバレーコースを「70」で回り、トータル2アンダー・4位に浮上。通過圏内に入った。 温暖なはずのフロリダ州も、この日は冷たい強風に見舞われた。風速は時速10メートル近くに達し、気温は20度近くまで上がったものの、北東の風の影響で体感温度は低かった。 「きのうもきょうも風がすごく強くて、寒くて難しいコンディションでした。その中で、しっかりと自分らしいプレーができたと思う」と日本ツアーの賞金王は納得の表情を見せた。 TPCソーグラスはPGAツアー本部のお膝元。隣には第五のメジャーと呼ばれる「ザ・プレーヤーズ選手権」の舞台、TPCソーグラス・スタジアムコースがそびえる。 金谷はこれまでにメジャー大会を含む多くの海外試合を経験してきた。ダイバレーCとソーグラスCCの2コースを1ラウンドずつ回り、「距離は特別長くはないけれど、池が絡んだりと、どちらも非常に戦略性が高い。その中で、しっかりとゲームプランを立てて集中することが大事」と落ち着いて戦略を立てている。 残り2日間で5位以内を目指す戦い。「しっかりと自分らしいプレーを続けて、最後まで頑張ります」と気を引き締めて臨む。(文・武川玲子=米国在住)