『東京喰種』展示会の見どころ公開! 没入型体験やピンズ完成版も
今年で10周年を迎えるTVアニメ『東京喰種トーキョーグール』の世界を、立体物展示やインタラクティブ体験などを通じて追体験することができる “体験没入型” 展示会が品川の寺田倉庫にて10月にオープンする。新規描き下ろしイラストのほか、最新技術によって体感できる<金木VSヤモリの戦い>など、イベントの見どころが公開された。 【関連画像】カネキやトーカが描かれた描き下ろしのキービジュアルを見る(写真5点) 「東京喰種」シリーズは、週刊ヤングジャンプにて2011年から連載が始まった石田スイによるダークファンタジー作品で、全世界でのシリーズ累計発行部数が4700万部を超える超人気作。2014年から放送が始まったアニメ版は、石田スイの監修のもと、原作とは違う結末を迎えた第2クール『√A』も人気を博した。人を喰らう正体不明の亜人種<喰種(グール)>が蔓延する東京を舞台に、喰種の臓器を移植されることで半喰種となったカネキの苦悩を描く。 TVアニメ版の放送10周年を記念して開催される大型展覧会<東京喰種 EX.>は、2024年10月21日(月)から12月1日(日)まで東京・寺田倉庫で、12月14日(土)から12月29日(日)まで大阪・グラングリーン大阪にて行われる。来場者には、後日デザインが発表される石田スイ描き下ろしグッズがプレゼントされる。 今回発表された展示会の見どころ第一弾は、作中屈指の名バトルを床面の振動によって体感するイマーシブシアターや、実際に展示される<金木のマスク>の制作過程、アニメ版のキャラデザを担当した三輪和宏・中嶋敦子の両名による描き下ろしイラストなどだ。さっそく見ていこう。 ■<金木VSヤモリ>イマーシブシアター ヤモリの拷問によって朦朧とした金木の精神世界に、リゼが幻影となって現れる。そこでの対話によって覚醒した金木が、赫子を自在に扱いヤモリを圧倒する――、アニメ史に残る名シーンとなったこの戦いが、本展示会では最新技術とともによみがえる。展示空間の複数面に投影される大迫力の映像と、床面を振動させることで触覚を疑似的に再現するハプティクス技術が組み合わされることによって、映像だけでは味わえない没入感が楽しめる。 公開された展示エリア情報の注意書きには「人間以外立ち入り禁止」と書かれており、喰種に襲われる心配もなさそうだ。 ■<金木のマスク>制作過程 展示会では、作中で金木が着用している黒マスクが立体化される。それに合わせて、そのマスクが作られる貴重な制作過程である3Dデータが公開された。 ■新規描き下ろしイラスト12体が勢ぞろい キービジュアルで明らかになった3体の描き下ろしイラストに加え、アニメ版のキャラクターデザインを担当した三輪和宏・中嶋敦子の両名による12体のイラストが新たに公開された。会場では、本イラストを使用したアイテムを含む100以上のオリジナルグッズが販売予定で、グッズ情報は後日発表される。 ■完全受注生産のグッズ付き入場券 さらに、これらの描き下ろしイラストを使用したコンプリートピンズセットが特典として付属する、完全受注生産グッズ付き入場券も販売される。展覧会への入場券、シリアルナンバー入りのコンプリートピンズセット、キービジュアルジオラマがセットになったスペシャルな入場券で、8月12日(月)まで申込可能だ。 タイトルにも入っている<東京トーキョー>で開催される本展覧会、ファンには見逃せない大規模なものになりそうだ。 (C)石田スイ/集英社・東京喰種製作委員会 (C)石田スイ・十和田シン/集英社・東京喰種製作委員会 (C)石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
アニメージュプラス 編集部