『ONE DAY』クランクアップ 二宮和也「ありがたい環境だなと改めて感じました」
12月18日に最終回を迎えるフジテレビ系月9ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』。トリプル主演を務める二宮和也、中谷美紀、大沢たかおのクランクアップコメントが到着した。 【写真】『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』道を歩く二宮和也 本作は、人々が思い思いに過ごすクリスマスイブという“たった1日”の出来事を1クールかけて描く、謎と愛と奇跡の物語。主人公は別々の人生を歩んできた、全く関わりを持たない3人の男女。ドラマで描かれる1日の中でも3人の物語が同時並行で進行していくが、次第に運命の交錯へと導かれていく。聖夜が終わり、時計の針が再び午前0時を指した時、彼らの目の前に広がる光景とは。 最初にクランクアップを迎えたのは、老舗洋食屋「葵亭」のシェフ・立葵時生を演じる大沢。洋食屋「葵亭」でのシーンで、桜井ユキら「葵亭」の面々との最後の撮影が終わり、「ただ今のカットをもちまして、立葵時生役、大沢たかおさんオールアップです!」と声がかかると、キャスト・スタッフから盛大な拍手が。大沢は「本当にお世話になりました。3~4ヶ月と短かったんですけど、現場の皆さんがいつも笑顔で楽しくいてくださったおかげで、自分もすごく楽しく過ごさせていただきました」と撮影を振り返り、「また皆さんが元気で活躍する姿を、いろいろなところで見たいと思いますし、僕もまた頑張っていければと思います」とコメント。また、「明日からの撮影も体に気をつけて、クランクアップまで頑張ってください。ありがとうございました!」と撮影が残っているキャスト・スタッフを鼓舞し、撮影現場は大きな歓声と拍手に包まれた。 次にクランクアップを迎えたのは、「横浜テレビ」のキャスター・倉内桔梗を演じる中谷。この日の撮影は、早朝から長時間の撮影となったハードスケジュール。キャスト・スタッフ一丸となってこの日の全ての撮影が終わり、「倉内桔梗役、中谷美紀さんオールアップです!」と声がかかると、盛大な拍手の中中谷は「本当に長い一日でしたね、皆さんお疲れさまでした!」と言葉をかけた。続けて「これで撮影が終わりではないというのが恐ろしいんですけれども、スタッフの皆さんはご準備をいつもギリギリまでされて、おつらい思いも日々重ねていらっしゃる中、それでも笑顔でいてくださって、監督をはじめ心強い、素晴らしい布陣でした」と撮影を振り返った。撮影が残っているキャスト・スタッフ陣に「終わらない一日はありませんので、是非あと4日間、皆様どうぞご無事でいらっしゃいますように、お祈りいたしております。ありがとうございました!」と言葉をかけ、中谷は笑顔で撮影現場を後にした。 そして、主演3名の中で最後にクランクアップを迎えたのは、勝呂寺誠司を演じる二宮。国際犯罪組織・アネモネの抗争の末、発砲銃殺事件の逃亡犯として追われていた誠司は、実は警察から送り込まれた潜入捜査官だったと判明。2つの顔を持ち、さらには記憶喪失という難しい役どころを演じてきた二宮。今作の舞台である横浜のとある歩道橋でクランクアップし、スタッフから「勝呂寺誠司役、二宮和也さんオールアップでーす!」と声がかかると、二宮は「撮影の始まりは横浜のトンネルで拳銃を持って走って、僕の中では葵亭でみんなでクランクアップするつもりだったんですけど、気付いたら一人で終わってて(笑)」と今作での始まりと終わりが一人での撮影だったことを笑い混じりに語った。続けて二宮は「無事に終われたということで、本当にいろんな人の手助けがあって、こうやって現場に来て、お芝居に集中して作品を作っていけるというのはありがたい環境だなと改めて感じました」と振り返り、「また、みんなで一緒にできる時までに自分の中に引き出しを作って、いろんな面白い提案ができるようにこれからも頑張っていきたいと思いますので、どこかで見かけましたら是非お声をかけていただければと思ってます。今後ともよろしくお願いします! ありがとうございました!」と撮影現場を後にした。
リアルサウンド編集部