熊本県内で38.1℃!オシャレの秋はどこへ? 衣料品の売れ行きで “秋モノ” に異変が
熊本放送
きょう19日、熊本県内では甲佐町で気温が38.1℃まで上がり、熊本市の猛暑日は、今年50日目となりました。異例の暑さで “秋モノ” にも異変が起きています。 【写真を見る】熊本県内で38.1℃!オシャレの秋はどこへ? 衣料品の売れ行きで “秋モノ” に異変が ■9月でも涼を求めて多くの人が 猛暑を忘れる心地よい滝の音。涼を求めてきょうも多くの人が訪れているのは、熊本県小国町の「鍋ヶ滝(なべがたき)」です。 小国町によりますと、この暑さの影響か先週の土曜日には1000人を超える人が訪れるなど、9月に入ってからも例年以上の人が訪れています。 滝は裏側から見ることもでき、訪れた人たちは水のカーテンや豪快な水の音など、ひとときの涼を楽しんでいます。 神奈川から「まだまだ暑いので、ここに来たらすごく涼しかったのでよかったです」 アメリカと沖縄から「(滝の)後ろにいったらマイナスイオンがいっぱいでとてもよかったです。初めて滝の後ろを歩いたのでいい経験になりました」 ■これからの秋服は “秋色 夏素材”!? 一方、熊本市は今年50日目の猛暑日を観測。きょうの最高気温は、甲佐町で38.1℃と9月の観測史上最高を記録し、熊本市も37.1℃まで上がりました。 後生川凜アナウンサー「サウナに入っているかのようなムシムシとした暑さです。オシャレの秋にはほど遠いこの猛暑、秋物の売れ行きに問題はないのでしょうか」 深い色のニットやブルゾンなど、秋物を着るには暑すぎる熊本ですが…。 JR熊本シティ 長谷川岳 営業部長「9月に入って特に衣料品が大変好調に売れておりまして」 アミュプラザくまもとでは、衣料の売り上げが、去年の9月と比べて、20%増えているのだそう。いったいなぜなのでしょうか。 長谷川営業部長「10月になってもまだまだ暑いというのが、昨年顕著にあらわれたと思っているんですが。その反省も生かして気温に合わせたものづくりを」 袖だけ透けたトップスや、色や素材で秋らしさを出すアイテムなど、今の時期すぐに着られるものを取り揃えたことが売り上げアップにつながりました。