数値は「更年期ではない」と医師。でも、生理不順や大量の汗、イライラと倦怠感がヒドイ! だったら、この不調の原因はなに⁉
50歳で新たな症状が加わり病院をハシゴする日々
そんなケイコさんの体に、新たな不調が現れます。めまいです。地震が起きていると感じるような、横に揺れるようなめまいが頻発するようになりました。加えて、徐々に食事の量が減り、イライラしたり急に怒りが爆発しそうになったりしました。倦怠感も強くなり、一日中眠気を感じていました。 いったい何が自分の体に悪さをしているのか分からなくなり、胃の調子まで悪くなってしまったケイコさんは、ふたたび病院で診てもらうことにしました。本当は、婦人科・内科・精神科などをトータルで診断できる病院が理想でしたが見つからず、まずは内科で血液検査をし、レントゲンをとってもらいました。そこでは異常がなく、次に行ったのは、心療内科。倦怠感や眠気、イライラなど、感情が不安定で周りに迷惑をかけてしまう状態をなんとかするための受診でした。 そして医師から告げられたのは……。 【前編】では、医師にはまだ数値的に更年期ではないと言われていたものの、ホットフラッシュやめまいに悩まされるケイコさんの50歳ごろの様子についてお伝えしました。 ▶つづきの【後編】では、心療内科を受診したケイコさんに告げられた病名と、その後の症状、職場と体調のバランスをどのようにとったか、についてお伝えします。
ライター・薬機法管理者 力武亜矢