【フィギュア】樋口新葉、7年ぶりGPファイナル進出へ「アメリカよりも良い演技目指すことだけ」
【アンジェ=松本愛香通信員】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズの第3戦フランス杯は11月1日、同国アンジェで開幕する。 10月31日に女子の公式練習が行われ、22年北京五輪団体銀メダリストの樋口新葉(23=ノエビア)が調整を行った。第1戦のスケートアメリカではGP参戦14試合目にして初優勝を飾った。今大会の結果次第では、7年ぶりのGPファイナル進出もかかる。ただ、当人は「出たいなと思うんですけど、出れたらいいなぐらいで。アメリカよりも良い演技を目指すことだけかなって思います」と抱負。米国での滑りには満足しておらず「あんな感じで優勝しちゃってよかったのかなって思う方が強くて。今回、本当にちゃんと結果が残るような演技を目指して滑りたいなと思います」と望んだ。 リンクの幅が狭かった米国と異なり、今大会は通常の感覚も押し出せる。「いつも通りにできると思うので、あまり深く考えずにのびのび滑れるといいなと思います」と掲げた。