新世代歌謡グループ「はやぶさ」、初の単独公演チケットが1分たらずで完売
3人組新世代歌謡グループ「はやぶさ」が23日、東京・渋谷のシダックス・カルチャーホールでファンクラブ限定イベントを行った。 8月23日を“はやぶさの日”とし、デビュー当初から毎年開催している恒例のイベント。今年で4回目の開催となるが、ヒカルとヤマト、ショウヤの3人は夏らしい甚平姿で登場し、2ndシングルの『ちょっと待ってよヨコハマ』と『勝手にシンドバッド』を歌い上げて会場を盛り上げた。企画コーナーでは、ラムネ早飲み、かき氷早食い、スイカ割りでメンバー3人が対決。ラムネ早飲み対決では、ショウヤがラムネの中のビー玉を詰まらせてしまい、飲めなくなるハプニングが発生する中、ヤマトが接戦を制した。一番点数の低かったヒカルは、罰ゲームとしてコオロギの素揚げを食べることになったが、罰ゲームのはずがヒカル本人は「香ばしくて結構おいしい」と気に入った様子。昆虫が苦手なショウヤはコオロギに近づくことすらできなかった。 この日はファンクラブ限定イベントということで、ファンからのリクエストに応えてショウヤがノリノリでT.M.Revolutionの『WHITE BREATH』を歌えば、ヤマトがやしきたかじんさんの『やっぱ好きやねん』を甘く響く低音で聴かせ、ヒカルが伸びやかな歌声で高橋真梨子の『for you…』を歌い上げるなど、さまざまなジャンルの楽曲を披露。1993年生まれのヤマトとショウヤで「class」の『夏の日の1993』を歌ったり、ヒカルとショウヤで『涙そうそう』をしっとりと歌い上げるなどメンバー同士のデュエットにも挑戦した。 また、8月26日発売の新曲『月あかりのタンゴ』のPVと衣裳が初お披露目。毎回ユニークなPVでおなじみの「はやぶさ」だが、今回も新曲のタイトルにある“月”にちなんで、メンバー3人がピンクのウサギの着ぐるみ姿で餅をついたり、お団子をつくったりと、何とも可愛らしいシーンが盛り込まれており、ファンを和ませた。 一方、新衣裳の方はメンバーそれぞれ少しずつデザインの異なる白いスーツで、3人は王子様のような優雅で颯爽とした振付と歌唱で会場をわかせた。 これまでTwitterやFacebookなど、インターネットを介しても活動の幅を広げてきた「はやぶさ」だが、この日は「はやぶさ」の特設ホームページが近々開設されることも発表された。 同時に、ファンからの要望に応えて、新たに開設されたニコニコ動画の長良グループ公式チャンネル「NAGARA“N”チャンネル」にて毎月23日にはやぶさ単独番組のレギュラー放送も決定したことも報告され、ヤマトは「何をやるかまだわかりませんが、楽しみにしていてください!」と笑顔でアピール。 さらに、イベント中には来年1月31日に東京・浅草公会堂で開催される初の単独コンサートのチケットが今月22日に一般発売されたが、発売開始1分たらずで全席完売したことが明らかに。この報告を受けた3人は「やったー!!」と来場したファンとともに喜びを分かち合った。 ショウヤは「コンサートが決まった当初は、会場が埋められるのか不安もありましたが、(当日は)来て頂いた方に元気を与えられる“お祭り”にしたいです」と意気込んだ。