大阪松竹座「11月松竹新喜劇公演」開幕 初のゲスト出演・元OSK日本歌劇団男役トップスター、洋あおいにサプライズ・バースデー・カーテンコール
「11月松竹新喜劇公演」が16日、大阪市中央区の大阪松竹座で開幕した。 1本目の「砂糖壺」は落語「芝浜」の松竹新喜劇版とも称され、1981年9月の大阪・中座以来43年ぶりの上演。 〝放蕩息子と息子思いの母親〟という初演からの設定を入れ替え、不器用で慣れない商いをする心優しい息子の庄太郎を藤山扇治郎、仕事をせずに遊びまわる傍若無人な母親・洋子を初のゲスト出演となる元OSK日本歌劇団男役トップスター、洋あおいが演じた。 歌と踊りもおり交ぜてエネルギッシュな母親役を熱演した洋は、この日が誕生日。終演後、サプライズ・バースデー・カーテンコールが行われ、出演者と客席で洋の誕生日を祝福した。 2本目の「人生双六」は、5月に初の試みとして実施された「松竹新喜劇 演目総選挙」で候補10作品から1位になった松竹新喜劇の人気作品。24日まで。
