スマホの操作が変わる? シャオミは物理ボタン完全撤廃の方向か
中国の家電メーカーXiaomi(シャオミ)が、自社スマートフォンにおいて大きな決断をした…のかもしれません。ネタ元のSmartPrixが入手した情報によれば、Xiaomiが現在開発中のスマートフォンには一切ボタンがありません。 そう、ついに物理ボタンゼロ時代がやってくるのかも。
2025年リリース?
Xiaomiが開発中と噂される次世代フラッグシップスマートフォン、コードネーム「Zhuque」。最大の特徴はボタンが1つもないこと。 画面の下にあるホームボタンはもちろん、端末サイドにある電源や音量クリックボタン含め、物理的なボタンを完全に排除した端末になると噂されています。 SmartPrixの報道では、Xiaomiの「Zhuque」はまだ初期段階。操作性やスペックまで話は及んでいません。ですが、1つだけ噂されているのは搭載されるチップ。まだ発表されていないQualcomm(クアルコム)の次世代チップSnapdragon 8+ Gen 4が載る説が出ているので、そうなるとリリースは早くて来年でしょうか。
ボタンなしでどう操作する?
昨今のフラッグシップスマホを使っていれば、物理ボタンゼロでも違和感もないのかも。 スマホの操作には基本のスクリーンタッチのほかに、端末を振ったり傾けたりするジェスチャー操作、話して指示する音声操作があります。AI機能強化でますますこれらの操作性も上がるはず。そうなると物理的なボタンは不要と考える人、またはなくなっても気づかないという人もいそう。 Xiaomiのグローバルスマホ売り上げは、市場でもトップ3に入っています。物理ボタンゼロをXiaomiが進めると、他社が追随する可能性は大きいです。
ボタン好き?嫌い?
数年前から言われるスマホに物理ボタン不要説。ハプティックフィードバックで推している感じは味わえます。 一方で、物理操作の魅力もあって…。 Samsung(サムスン)のスマートウォッチでは、昨年のGalaxy Watch6 Classicにて回転する物理ベゼルが復活。物理的にモノを動かす直感的なわかりやすさが好評です。ガジェットサードウェーブでデザイン力に定評のあるNothingのサブブランドCMFも、先日発売したばかりのイヤホンBuds Pro 2の充電ケースに、回転ホイールを搭載しています(まぁ、どちらもスマホではないけれど)。 ただ、昨今の物理的可動パーツには必要不可欠な要素があります。それは、フィジェットトイのような触りたくなる魅力。クリック感や音など、それをダイレクトに味わえる快感があってこそなんですよね。 Source: SmartPrix via Gizmodo US
そうこ