海外女子メジャー初戦「シェブロン選手権」に挑む稲見萌寧の調子はどう? 柳橋章徳コーチに直撃!
萌寧の場合はフェードでロフトが立って当たりやすいので、球が高く上がるようにアレンジしながら打つ感じになりそうです。ちなみに、今週からアイアンシャフトをスチールファイバーからNSプロ950に替えています。スチールファイバーは、打ち出し角が低めで、バックスピンで少し吹き上がりながら着弾するイメージでした。日本だと悪くはなかったんですが、米国では風の影響をもろに受けて、アゲンストだと話にならないくらい飛距離が落ちたんです。NSプロ950を挿したら、スピン量は少し減るんですが、その分、打ち出し角が上がってくれてふけ球が出なくなった。アメリカの試合に出続けたから気づけたのですが、ランディングアングルが本当に重要なんです。 萌寧の状態的にはいい感じです。ショットの調整はしっかりできているし、スウィング的にも心配はないという状態。メジャー初戦に向けていまを楽しんでいますよ!
キャディは須藤大和パッティングコーチが務める。ショットメーカーの稲見がアメリカ仕様に変更したアイアンでメジャー初戦をどう戦うのか、注目だ。
みんゴルツアー担当