レアルで最多となる《年間61試合・4588分間》を駆け抜けた 重要戦力となったロドリゴの1年
ブラジル代表でも主力に定着した1年
浮き沈みもある1年ではあったが、レアル・マドリードFWロドリゴ・ゴエスは2023年も順調に成長した1年だったのではないだろうか。 何より、大きな怪我をせずに1年を駆け抜けたのが大きい。昨季限りでカリム・ベンゼマがクラブを去ったこともあり、若いロドリゴには白い巨人を引っ張るセンターフォワードとして更なる覚醒が期待されてきたのだ。 今季は中盤に深刻な得点力不足に苦しんだが、それも今は解消された。11月に入ってからは6ゴール1アシストと見事な固め打ちで、チームもラ・リーガ首位に立っている。 スペイン『as』もロドリゴの稼働率を称えており、この1年で欠場した試合はリーグ戦の僅か2試合だけだ。 「この1年の63試合でロドリゴは実に61試合に出場している。彼はマドリーの中で最も多くの試合に出場している選手だ。彼が欠場したのはリーグ戦の2試合しかない」 この1年は計61試合に出場し、時間にすると4588分間を駆け抜けた。試合数ではチーム最多となっており、指揮官カルロ・アンチェロッティにとって欠かせぬ戦力となっている。 ブラジル代表の方でも2026年のワールドカップヘ向けた南米予選で先発出場を続けており、セレソンの方でも重要戦力だ。この1年でロドリゴが積んだ経験はかなりのものと言えるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部