郡上おどり7月13日に開幕、ムード上昇 郡上八幡駅で提灯取り換えや清掃
奥美濃の夏の風物詩「郡上おどり」が7月13日に開幕するのを前に、岐阜県郡上八幡観光協会は21日、郡上市内の長良川鉄道郡上八幡駅などで、同おどりの提灯(ちょうちん)の取り換えや清掃を行い、踊り客らを迎える準備をした。 同協会理事15人が参加し、グループに分かれて作業。郡上八幡駅では、ホームに飾られている「国重要無形民俗文化財 郡上おどり」と記された提灯を新品に取り換えたほか、駅入り口の提灯を結ぶひもも取り換えた。構内の清掃も行い、ほうきや雑巾を手にすすを払い、提灯や窓、階段などを丁寧に掃除した。 東海北陸自動車道郡上八幡インターチェンジ付近の高速バス停留所の清掃も行った。 同協会の野田修一郎専務理事は「お客さまに郡上八幡の玄関口を気持ちよく利用してもらい、踊りシーズンを楽しんでもらえるようにしたい」と話した。 郡上おどり団体コンクール(岐阜新聞社、岐阜放送主催)は8月19日に同市八幡町立町通りで開かれる。
岐阜新聞社