丁寧に筆運び課題取り組む 児童生徒、書き初め教室 大和村
鹿児島県大和村の新春書き初め教室(村教育委員会主催)が7日、村防災センターであった、村内の小、中学校の児童生徒25人が参加。講師の手ほどきを受けながら丁寧に筆を運び、それぞれの課題に取り組んだ。 村教委が実施する冬休み学習教室の一環。書き初め教室は、新年を迎え気持ち新たに物事に挑戦することの大切さを伝えるために毎年行っている。 この日は小学1、2年生が硬筆、同3年生以上と中学生が毛筆に取り組んだ。硬筆は徳裕子さん、毛筆は森永範子さんが講師を務めた。 課題は「正月」「出発」「明るい心」(毛筆)、「ふじ山」「なかよし」(硬筆)など。児童生徒は「止め、はね、はらい」や字と字の間隔、大きさのバランスなどに注意しながら清書を完成させた。 大棚小学校の児童「教えてもらったので書きやすかった。字の長さや大きさをそろえるところが難しかった。上達した感じがする」と振り返った。講師の森永さんは「一生懸命取り組んでいて感心。最近は文字を書く機会も少ないから教室に来てくれてうれしい」と笑顔を見せた。