ミュージカル『1789』、岡宮来夢、手島章斗、星風まどか、奥田いろは、凪七瑠海らキャスト発表
2025年4月8日より上演されるフレンチ・ロック・ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』より、岡宮来夢、手島章斗、星風まどか、奥田いろは(乃木坂46)、凪七瑠海、内海啓貴、伊藤あさひ、伊勢大貴、藤森蓮華、俵和也、高橋健介、小南光司、渡辺大輔の出演が発表。併せて、キャストコメントも到着した。 【写真】『1789-バスティーユの恋人たち-』速報ビジュアル 『太陽王』『ロックオペラモーツァルト』など話題作を次々と世に送り出してきたプロデューサー、ドーヴ・アチアとアルベール・コーエンの手によって、2012年にフランスで世界初演を果たすと絶大な人気を得てメガヒットを記録した本作。2016年の帝国劇場での東宝版初演は、鮮烈な音楽と洗練された演出が話題を呼び完売、2018年の再演も大変な熱狂で迎えられた。7年ぶりの上演となる今回は場所を明治座に移し、自由と平等を求める若者たちの物語が再び幕を上げる。 脚色・演出を担うのは、『エリザベート』『モーツァルト!』を手掛ける名匠・小池修一郎。小池とアチアは、オリジナル・ミュージカルとして2023年に帝国劇場で上演されたミュージカル・ピカレスク『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』でもタッグを組み、全席完売を成し遂げた。そして今回の『1789』で名コンビが再び顔を揃え、グルーヴ感あふれるロックナンバー、涙を誘うバラード、スピーディーなストーリー展開を巧みに操り、ミュージカル界にまたしても革命を起こす。 そしてこの度、待望のキャストが決定。フランス革命の最中に革命派へ身を投じる農夫ロナンには、岡宮来夢と手島章斗のダブルキャスト。岡宮は、ミュージカル『SPY×FAMILY』でユーリ・ブライア役として存在感を発揮したほか、『ロミオ&ジュリエット』のロミオ役、本年10月には『進撃の巨人 -the Musical-』のニューヨーク公演『Attack on Titan -TheMusical-』でも主演のエレン・イェーガー役を務め海外でも成功を収めた。手島は『avex audition MAX 2013』アーティスト部門グランプリ受賞後、ボーカルグループ・SOLIDEMOのメンバーとしてデビュー、2022年以降はソロアーティストとして本格的に活動を始め、ミュージカル『新テニスの王子様』手塚国光役など舞台でも活躍している。 岡宮は「逆境に立ち向かう力、愛が持つ力、伝えたいメッセージがたくさんある作品で、僕はこの作品が大好きです!ロナンと一緒に僕自身も苦しんで、立ち向かいながら進んでいけたらと思います!」、手島は「皆さんを1789の世界へお連れします!新たな手島章斗の一面をお見せできるよう喰らいついていきますので、応援のほどよろしくお願いします!」と、意気込む。 宮廷に仕えるオランプ役には、今年5月に『アルカンシェル』で宝塚歌劇団を退団し、同年10月の『ニュージーズ』のヒロイン・キャサリン役の好演も記憶に新しい、元花組のトップ娘役・星風まどかと、2022年に乃木坂46の5期生オーディションに合格後、2024年のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のジュリエット役を初舞台にしてオーディションで射止めた奥田いろはが、それぞれダブルキャストで務める。 星風は「初挑戦のフレンチロックミュージカル。また新たな世界に飛び込み、身体いっぱいにグルーブを感じながらお稽古させていただける日を今から心待ちにしております。大切に努めます!! 」、奥田は「オランプは、目の前の大切なものを全力で守ろうとする、愛が深く責任感のある人物だと思っています。新しい解釈で、私だから演じられるオランプを作り上げられるよう、沢山役に向き合って頑張ります」と、抱負をコメント。 マリー・アントワネット役には、2025年1月19日をもって宝塚歌劇団を退団する凪七瑠海が決定した。そのほか、カミーユ・デムーラン役を内海啓貴、マキシミリアン・ロベスピエール役を伊藤あさひ、ジョルジュ・ジャック・ダントン役を伊勢大貴、ソレーヌ・マズリエ役を藤森蓮華、オーギュスト・ラマール役を俵和也、シャルル・アルトワ役を高橋健介、ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン役を小南光司、ラザール・ペイロール役を渡辺大輔が担当。キャストを一新し、豪華絢爛な美術・衣裳と、熱くたぎる音楽で贈るシトワイヤン(市民)の革命に、期待が高まる。 <ストーリー> 民衆は貧困にあえぎ、貴族は贅沢に溺(おぼ)れる18世紀末のフランス。農夫ロナンは父を貴族に殺害されたことをきっかけに、パリへ飛び出し、革命派に身を投じる。そこで、デムーラン、ロベスピエール、ダントンら熱き仲間を得て、新しい時代に希望を燃やしていた。 一方、宮廷に仕える心優しき侍女・オランプはマリー・アントワネットとフェルゼン伯の逢瀬を手引きしてパリにやってくる。マリー・アントワネットをつけ狙う一味との騒動に巻き込まれたロナンは、オランプと運命の出会いを果たす。決して出逢う筈のなかった二人は強く惹かれ合うも、対立する身分が壁となる。そして、愛に悩む彼らの心を揺さぶるかのように革命の足音が近づいて…。1789年7月14日、バスティーユ牢獄襲撃。遂に革命の火蓋が切って落とされる―。 ロックミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』は、2025年4月8~29日まで東京・明治座にて上演。同年5月、大阪・新歌舞伎座にて上演。一般前売開始日は2025年1月25日。 キャストコメント全文は以下の通り。