巨人・丸佳浩「チームの思いを感じた」今季1番の試合を振り返る「1試合4球で終わる気持ちで吹っ切れた」
2020年以来4年ぶりのセ・リーグ優勝を飾った巨人。歓喜のビールかけ後、日本テレビのインタビューに丸佳浩選手が出演しました。 【画像】インタビューに答える巨人・菅野智之投手と小林誠司選手 「全部目からアルコールを吸収しちゃいました」とビールかけの影響もあり、目を赤くしながらインタビューに答えた丸選手。 「当然楽しいですし、初めてビールかけをする若手の選手もいたので、若手の選手たちが楽しみながらやっているのを見て余計うれしくなりました」と久々のビールかけの感想を語りました。 そしてインタビューは“今季最も印象に残った試合”へと話題は進み、丸選手は「4月28日のDeNA戦」を挙げました。 この試合、丸選手は「1番・レフト」でスタメン出場。丸選手にとって今季初の「1番」でのスタメン出場となりました。 丸選手は「1打席目、2打席目、3打席目で全部初球打ちだった。成績も良くない中で、阿部監督、二岡ヘッド、ベンチのスタッフの皆さんからの『なんとかチームの歯車になってほしい』という思いを感じた1番起用だったので、1試合4球で終わるくらいの気持ちで吹っ切れた。そこから自分自身も乗っていけました」とコメント。 実際に「4月28日のDeNA戦」で丸選手は4打数3安打3打点の大活躍となりました。 コメントの通り、第1打席は初球打ちでセンターフライに倒れますが、第2打席は初球打ちでライトへのヒット、さらに第3打席も初球打ちで先制のタイムリーヒットを放ちました。さらに第4打席ではこの試合2本目となるタイムリーツーベースヒット、第5打席ではこの試合3打点目となる犠牲フライを放ち、チームの勝利に大きく貢献しました。 この試合をきかっけに丸選手は「不動の1番」としてチームをけん引。リーグ優勝を決めた28日の試合終了時点で、打率.278、出塁率.360とチーム上位の成績にまで調子を上げ、リードオフマンとして4年ぶりのリーグ優勝に貢献しました。 今後に控えるクライマックスシリーズでも「1番」でのスタメン出場が予想される丸選手。12年ぶりの日本一へ向けて、巨人のリードオフマンの今後のさらなる活躍に期待がかかります。